UV / NIR / X-ray 紫外・近赤外・X線
人の目には見えない可視光以外の紫外・近赤外・X線などの
特殊な波長域を写し出すことが可能な冷却カメラです。
近年、これらの特殊な波長はセンサーや光学系の機能向上や普及に伴い注目されています。
半導体分野の急速な小型化に伴い微細な検査が行えるよう、短波長の紫外線が増えてきました。
近赤外線も人体に影響するX線よりも扱いやすいとして、透過検査などで注目されています。
筐体はセンサーを密閉構造にし、結露なく温度を0℃以下の領域まで冷却が行えるようにした専用設計です。
ノイズを大幅に抑えてS/N比が高い高画質の撮影を可能にします。センサーに直接軟X線を照射するタイプでは、
真空チャンバーを使うことで密閉構造のノウハウが役立ち、更に冷却によりホットピクセルの軽減となることで
これらの用途においても大きな効果を発揮します。
対応波長はセンサーにより異なりますで波長対応表を参考に見合ったカメラをお探しください。

・大型ピクセル16µm正方、量子効率90%以上、裏面照射型科学グレードCMOS搭載。
・1インチでSVGA(800×600)が非常に弱い光でも超高感度に捉えます。
・可視光では識別しずらい微細な傷や欠陥の検出を低価格で実現できます。

・業界最多有効約800万画素、2/3インチのCMOSは繊細な画像を写し出します。
・裏面受光グローバルシャッターは歪みの無い高い撮像性能と高速性を兼ね備えています。
・長時間露光、DualADCは半導体パターン欠陥検査をはじめ幅広い用途で活用できます。

・ピクセルサイズ9.76×9.76µmの大型で高感度BSI型sCMOSイメージセンサー搭載。
・リニアリティがある1インチサイズの安価な紫外領域対応の冷却CMOSカメラです。
・科学用途のための微弱光イメージングや極暗視(監視)イメージングに威力を発揮します。

・量子効率90%以上、紫外領域に対応した1.2インチ高感度CMOSセンサー搭載。
・ピクセルサイズ6.5µmによる高精細な画像は、光量計測やデータ分析に最適です。
・可視光では検出できない異物の混入や汚れの検査を検知することができます。

・400~1700nmに対応したSWIRセンサーを搭載。可視光から近赤外まで一度に撮影できます。
・5µmのピクセルサイズが従来のInGaAsセンサーでは捉えられなかった高精細な撮影を可能にします。
・画素数を抑えて低価格な最速133fpsで録画する冷却InGaAsカメラです。

・ピクセルサイズ5µmのSXGAが、従来不可能だった高精細な撮影を可能にしました。
・従来の可視光用とSWIR用のカメラによる撮影検査を1台のカメラで実現できます。
・2段ベルチェ冷却が、様々な産業分野の検査/識別/計測の多様なニーズに応えます。

・ピクセルサイズ20µm×20µm、量子効率80%の裏面受光型InGaAsを搭載。
・2段ペルチェ冷却で16ビット階調ながら、画素数128×128と抑えることで低価格を実現。
・ナノチューブ蛍光発光、半導体・シリコン発光分野、生体化学分野などに最適。

・標準的なCMOSと比較して近赤外領域の感度が最大10倍のBlack Silicon。
・131万画素を115fpsで201枚カメラ内に録画可能な冷却CMOSカメラシステム。
・InGaAsのような規制がなく800~900nmでは感度の高い撮影をすることができます。

・非常に低価格で近赤外に感度が高い裏面受光型センサーを搭載した冷却カメラ。
・フルHDで12bit階調23fpsを冷却により低ノイズな画質を実現します。
・DNA,タンパク質,細胞などバイオサイエンスの研究・開発にも優れています。

・セキュリティカメラ用途の裏面照射型画素技術STARVIS 2テクノロジーセンサー搭載。
・ピクセルサイズ2.9µm、1/1.2型4K解像度、低価格で近赤外領域が高感度。
・冷却による低ノイズが、高感度・高精細な検査装置などの組み込みに最適です。

従来品は製造終了となりました。
現在は特注品として承っておりますので、こちら(特機事業部)をご覧ください。