Code Debugger DXP-SHプローブ

Code Debugger DXP-SHプローブ

DXP-SHプローブ【この製品は販売終了致しました】


 SH、H8SX、H8Sに対応したプローブDRP-SHの高機能版となる製品です。トレースメモリも2倍になり、マルチコア(SH2A-DUAL)のトレースにも対応しています。さらにRAMモニタ機能やトレースビュー機能が新たに追加されています。

概要

対応CPU
 SuperH、H8SX、H8S
価格
 下記の「構成例と価格」を参照ください
標準納期
 販売を終了いたしました
その他
 後継機種としてDWシリーズ、DSシリーズが用意されています

構成例と価格

SH/H8SX/H8S用DXプローブ 型式:DXP-SH
  標準価格:\240,000(税抜)
  ダイレクト販売価格:\216,000(税抜) 

①DXプローブユニット
②14ピンH-UDIケーブル
③36ピンAUDケーブル
④RESET OUT用クリップ
※38ピンMictorケーブルはオプションです

DXプローブ追加機能

DRP-SHプローブから追加された機能をご紹介いたします。

デュアルコアのトレースに対応

DRP-SHでは対応できなかったSH7786/SH7265/SH7205のトレースなどマルチコアのトレースに対応しました。

RAMモニタ機能

RAMモニタ機能は実行中に任意のアドレスのデータをサンプリングします。
サンプリングしたデータは以下のように処理をします。

  • 実行中、常に最新の値を専用ウィンドウに表示
  • タイムスタンプ情報を付加してCSVファイル形式で出力します
    タイムスタンプは0.1μSベースの40ビットカウンタとなっています。
サンプリング・データ数

256Byteまたは256点(型:Byte,Word,Dword)のデータをバッファリング


このダイアログで簡単に設定できます。

サンプリング周期

RAMモニタは専用のタイマを使って正確な周期でサンプリングするようになっています。サンプリングの周期は1mS~4294Sまで選択可能です。また、サンプリングは取りこぼさないようにトレースメモリにバッファリングしています。

リアルタイム性の保持

ターゲット、CPUに合わせてさまざまな取り込みモードを用意(H-UDIモニタ方式、AUDモニタ方式、Break Read方式)しています。

H-UDIモニタ方式

SH-4A、SH-2A、SH2A-FPU、SH2A-DUALコアのCPUと一部のSH-2コアCPU(SH7080シリーズとSH7146,SH7149グループ、SH/Tinyシリーズ)で選択可能。
H-UDI経由で実行中もリアルタイム性を保持してメモリリードが可能。

AUDモニタ方式

SH-2EコアのCPUと一部のSH-2コアCPU(SH7047とSH7144, SH7145グループ)で選択可能となり、AUD接続時に使用可能。
AUD経由で実行中もリアルタイム性を保持してメモリリードが可能。

Break Read方式

一度、内部的にブレークさせてメモリリードしますので、全てのCPUで選択可能です。
但しリアルタイム性が失われます。

トレースビュー機能を搭載

トレース情報をグラフィカルに表示することにより実行履歴が把握しやすくなります。

仕様

対応CPU SuperH、H8SX、H8Sファミリでオンチップデバッグ機能が搭載されているCPUに対応
トレースメモリ 32Mバイト(2Mフレーム)
外形寸法 約49(W)×68(D)×19(H)mm(突起物含まず)
プローブケーブル長 本体よりプローブ約900mm
プローブ先端ケーブル約180mm
質量 約39g(ケーブル類は含まず)
LED RUN ・・・ ターゲットCPU実行時に点灯
RESET ・・・ ターゲットのRESET信号が入力時に点灯
T-PWR ・・・ 設定によりターゲットの電源がON時に点灯
    (未設定時は点滅)
ICE-PWR ・・・ 本体の電源がON時に点灯
EXT 外部信号によるブレーク機能
ブレーク時のトリガ出力
RESET OUT コマンドからのリセット時の信号出力

関連オプション

オプション先端プローブ

SuperH用38ピンMictorケーブル 型式:DRC-SH-M38
  標準価格:\30,000(税抜)
  ダイレクト販売価格:\27,000(税抜)

①38ピンMictorケーブル
プローブ先端ケーブル約250mm