BITX-Neoデバッガ
ご注意
BITX-NeoデバッガはV2.07.02(2010年6月16日)にて、バージョンアップが終了しております。そのため、DWシリーズ、DSシリーズにも対応しておりませんのでご注意ください。最新版につきましてがCode Stageデバッガをご使用いただけますようお願い申し上げます。
各ウィンドウの説明
- コマンドウィンドウ キーボードからのコマンド入力が可能
- ソースウィンドウ ソース・逆アセンブル・MIX表示が可能
- レジスタウィンドウ CPUのレジスタ表示
- ダンプウィンドウ メモリ内容を16進/10進/浮動小数点など任意の型で表示
- ウォッチウィンドウ 変数やアドレス登録が可能。
※実行中も定期更新可能(リアルタイム性は損なわれます)
- ローカルウィンドウ ローカル変数の一覧を表示
- プロジェクトウィンドウ ソース・関数一覧表示し、簡単にジャンプ可能
- スタックウィンドウ コールスタック表示
- ペリフェラルウィンドウ CPU毎にペリフェラルを表
機能の説明
ターゲットの設定
- CPU名やH-UDIやAUDでのクロックを設定することにより1つのソフトで使用できます
- トレースの出力が制御可能(CPUにより実速度優先orトレース優先など)
ダウンロード機能
- 各種コンパイラのフォーマットに対応していて、フラッシュやRAMにダウンロードできます。
ロード対応フォーマット: SYSROF, ELF(DWARF/DWARF2), COFF,SAUF, UBROF, S-Format, HEX,バイナリ
書き出しフォーマット: S-Format,バイナリ
ソースレベルデバッグ機能
- アセンブラ/C言語/C++言語にてソースレベルデバッグが行え、変数やクラス情報の参照や値の変更ができます。
対応コンパイラ:ルネサス エレクトロニクス(日立), GHS, GNU C, GAIO, IAR
実行・ステップ機能
- 実行/ステップ/ステップオーバー/ラインステップ
(CPU内蔵の機能を使っていますのでどのエリアでも実行やステップができます。)
- ブレーク時には実行時間を表示(0.1μ秒をベースに40ビットカウンタ)
ブレーク・リセット機能
- コマンドからの強制ブレーク
- 最大256点のソフトウェア・ブレーク機能
(命令書き換えで実現しているためRAM上でのコードエリアのみ使用できます。)
- 命令実行・メモリアクセスを条件として設定できるハードウェア・ブレーク機能
(CPU内蔵の機能を使っていますのでどのエリアでもブレークできます。)
CPU毎のハードウェア・ブレークの最大設定数
- コマンドからのCPUリセット機能
- RESET OUTクリップからのリセット出力
トレース機能(DR-01、DH-1200-Type2本体で対応)
- 最大2M個の分岐情報が取り込み可能(但しCPU・接続方法により大きく異なります。)
CPU・接続方法毎のトレースの最大取り込み数
- AUD接続の場合はタイムスタンプも表示(0.1μ秒をベースに40ビットカウンタ)
- トレースとソースウィンドウが連動するバックトレース機能
計測機能
- 2点間(命令実行やメモリアクセスを条件とする)の実行時間計測(0.1μ秒をベースに40ビットカウンタ)
- プロファイル機能(定期的にPCをサンプリングすることにより実現)
ハードチェック機能
JOB機能
- コマンドのバッチ処理機能
(SDRAMのためにBSCを設定してロードまでバッチ処理化可能)
- 作成したバッチ処理をメニューやツールバーに登録可能
ITRON対応デバッグ機能(標準装備)
- タスクやセマフォなどOSの資源の表示
- システムコールのトレース機能
対応OS:ルネサス エレクトロニクス(日立)HIシリーズ、MISPO NORTi、GAIO G-OS