弊社所有のアルファプロジェクト社のAP-SH2A-6Aにてフラッシュの書込みなど動作することを確認いたしました。
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このCPUをデバッグする際は、特に以下の点をご注意ください。
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●SH7268, SH7269 は一部のアドレス信号ピンやWR 信号ピンがRESET 直後、ポート機能になっています。デバッガでボード上のFlash
Memory に書き込みを行う場合、事前にCPU のPFC レジスタを設定し、これらの信号が出力される状態にする必要があります。これらの設定はデバッガのJOB
機能で行う事が出来ます。参考までに以下に設定例を載せますので使用するボードに合わせて調整して下さい。
< Port レジスタ設定用JOB 記述例>
// SH7268,SH7269 set Port reg
; PFCR3..A25,A24
>dw FFFE38A8=0110/v0
; PFCR2..A23
>dw FFFE38AA=0001/v0
; PBCR5..A22,A21
>dw FFFE3824=0111/v0
; PCCR0..WE0
>dw FFFE384E=1011/v0
$ENDJOB
●保持用内蔵RAM は、CPU 初期状態ではライト無効状態になっています。書き込みを行う場合はSYSCR5 レジスタの該当ビットを1 にセットして下さい。