CQ出版Interface誌2006年6月号付属SH-2マイコン基板での注意事項
2009年4月 8日 (水)
Interface誌2006年6月号に付属していたSH-2(SH7144F)マイコン基板を使ったときの注意事項を記載します。かなり古い基板
で、当時はデバッガが動かないという質問が数多くありました。これは14ピンH-UDIコネクタ用のパターンが違うためでした(CQ出版の方からはこのソ
ケットはデバッガ用でないので・・・と説明を受けましたが、本誌ではE10A接続用と解説していました)。そして、今年になりTECH I シリーズ
Vol.41(Interface 2009年3月号増刊)「SH-2マイコンで学ぶ組み込み開発入門
」という書籍が発売され、リピート版基板も販売されているようです。このリピート版基板も以下の点が同様かどうかは販売先にご確認ください。
CQ出版Interface誌2006年6月号付属SH-2マイコン基板での注意点一覧
1. 付録基板はH-UDIコネクタを自分で実装する必要があります。
弊社でコネクタを付けた状態
2. これは初めてSHを設計する時によく間違えるので皆様もご注意ください。E10Aデバッガの資料では1番から2番へは横に数えて信号が割り振っています。
ルネサステクノロジ社のH-UDIのピンの数え方には注意が必要です
この数え方が通常と異なるので間違える方が多いようです。この基板も数え方を間違えているようでした。
ジャンパーで変換
3. DBGMDピンがプルアップされている。これはデバッガを使用するときには問題ありませんが、CPUで動作させる時は不安定になります。よって、デバッガを外してCPUで動作させる時は、 DBGMDピンをGNDに接続する必要があります。
4. その他、電源が発振するなどユーザーに聞きましたが、弊社ではデバッガの動作チェックしか行わなかったので問題になりませんでした。
以上の点をお気をつけください。
SH7142/SH7147デバッグMCUボード - (株)ルネサス テクノロジのHS7147EDB01H動作チェック
2009年3月27日 (金)
過去の動作確認記録より書き込んでいます。
ルネサス殿のご協力により(株)ルネサス テクノロジのHS7147EDB01Hにて内蔵フラッシュの書込みなどの動作することを確認いたしました。
SH/TinyデバッグMCUボード - (株)ルネサス テクノロジのHS7125EDB01H動作チェック
2009年3月27日 (金)
過去の動作確認記録より書き込んでいます。
ルネサス殿のご協力により(株)ルネサス テクノロジのHS7125EDB01Hにて内蔵フラッシュの書込みなどの動作することを確認いたしました。
SH7125 - (株)ルネサス テクノロジのM3A-HS25G51動作チェック
2009年3月27日 (金)
過去の動作確認記録より書き込んでいます。
ルネサス殿のご協力により(株)ルネサス テクノロジのM3A-HS11G51にてSH7125(SH/Tiny)の内蔵フラッシュの書込みなどの動作することを確認いたしました。
SH7145F - (株)テクノホロンのTH-A0030LB動作チェック
2009年3月26日 (木)
過去の動作確認記録より書き込んでいます。
弊社所有の(株)テクノホロンのTH-A0030LBにて内蔵フラッシュの書込みを含めて動作することを確認しました。
TH-A0030LBは弊社のSH-2用NORTi開発キットにも採用されており、お薦めのボードです。
(株)テクノホロンからはモーション制御やネットワーク制御用にTH-A0030A(URL:http://www.techno-holon.co.jp/)が販売されています。このボードに対してNORTi評価向けにカスタマイズ(評価に不要な部分を除いた)した製品がTH-A0030LBです。
デバッガ起動の設定は動作周波数が50MHzにします。
SH7145FのLANが付いたボードの多くが10BASE-Tのみの対応ですが、このボードは10/100BASE-Tの両方に対応しています。
SH7622 - SH7622EVA動作チェック
2009年3月25日 (水) ※このボードは、現在販売されていません。
ユーザー様のご協力によりcomputex社のSH7622にてフラッシュの書込みを含めて動作することを確認しました。